【Cocos2d-x 3.0】 Cocos2d-x 3.0でHello World.

プログラム担当のs0_maです。cocos2d-x 3.0のメジャーバージョンが遂にリリースされたようなので、3.0でのサンプルプログラムとHello Worldの実行までを書きます。

ダウンロード

何はともあれ、cocos2d-xの公式サイト(http://www.cocos2d-x.org/)へ行き、

f:id:tenclaps:20140523202749j:plain

ダウンロードからcocos2d-x 3.x の欄から目当てのバージョン3.0をダウンロード。

f:id:tenclaps:20140523203239j:plain

動作サンプルの実行

適当なところへ展開して、ひとまず動作サンプルとして提供されているxcodeプロジェクトファイル(cocos2d_tests.xcodeproj)を実行してみます。

f:id:tenclaps:20140523203526p:plain

xcodeが開かれたら、active scheme(というのかな?四角ボタンの隣のやつ)を"cpp-tests Mac"にして、左上の三角ボタンを押して実行。コンパイルに長いと5分くらいかかるかも。

f:id:tenclaps:20140523204130j:plain

無事ウィンドウが開けば成功。なんかネットワーク関係のダイアログが出たけれど、とりあえず拒否しておいた。

f:id:tenclaps:20140523204834p:plain

プロジェクトの作成

では、開発のひな形となるプロジェクトを作成してみます。

下準備として、環境変数を設定するためのpythonスクリプトを実行します。Androidの開発環境をまだインストールしていないので、大半は空エンターでした。このスクリプトは~/.bash_profileに追記をするようです。bashを使っているのならこのままで良いですし、私の場合はzshなので~/.zshrcに~/.bash_profileをsourceするように追記しました。

f:id:tenclaps:20140523211104j:plain

以下のコマンドを打てば、nmdというc++のプロジェクトが現在のディレクトリに作成されます。

cocos new nmd -p com.tenclaps.nmd -l cpp -d .

f:id:tenclaps:20140523212420j:plain

あとは、さっきのサンプルコードを開いたときと同様にxcode上で編集・実行するだけ。active schemeMac以外にもiOSに指定するとiOSエミュレータでの動作が確認できます。

プロジェクトの書き出し

プロジェクトがあるディレクトリで以下のコマンド。

cocos compile -p mac

xcode上ではやり方を見つけられなかった。